SIG M18を限りなくリアルに!
セラコートとリアル刻印のカスタムスライド仕様M18ガスブロハンドガン
長年アメリカ軍の制式ピストルとして採用されてきたM9(ベレッタ92)に代わり、2017年よりSIG SAUER P320が制式採用となったのは皆さんもご存知のことだろう。
リアル装備派のサバゲープレイヤーにとってアメリカ軍の装備はある意味スタンダードであり、今後SIG P320はそんなリアル派にとって欠かせないハンドガンになることは必至だ。
出典:U.S. MARINE CORPS公式サイトより
現在、アメリカ陸軍や空軍で採用されたフルサイズのM17については、SIG自らが立ち上げたエアソフト部門SIG AIRよりガスブローバックが販売されているが、海兵隊や空軍の一部で採用したコンパクトサイズのM18については後発のモデルとして発売が開始されたばかり。
日本においてはSIG AIRのガスブロ製品は正規代理店による販売開始が遅れており、M17は少量が並行輸入されている程度。ニューモデルのM18に至っては入手がまだまだ困難な状況が続くと言えそうだ。
出典:U.S. MARINE CORPS公式サイトより
そんな中、ガスブロ用パーツ開発・製造を行う香港エアソフトメーカー「Bomber Airsoft」が、独自にSIG AIR M17換装用のM18サイズのコンパクトスライドキットを販売。話題を呼んでいる。
このスライドセットはアウターバレルやリコイルスプリング&ロッドが同梱され、M18のサイズ変更パーツを全てカバー。M17及びM18はアメリカ陸軍が定義したMHS(モジュラーハンドガンシステム)の基準に則ておりフレームを共通パーツとしているため、SIG AIRのM17のスライドを入れ替えるだけでM18が完成できるという寸法だ。
そして何よりのアピールポイントが、セラコート(Cerakote)によるコーティングとリアルな刻印が施されている点にある。
カラーリングはCerakote SIG Coyote TANコーティングを使用し、実銃M18のスライドに施されるCoyote PVDに近い色を再現。Cerakote社の認定を受けた香港工場でコーティング施工されている。またSIG AIRのスライドには入っていない軍用モデルを示す米軍パーツナンバーも刻印され、非常にリアルな完成度となっている。
ORGAではこのスライドパーツとSIG AIR製フレームパーツを組み合わせたM18ガスブローバックを完成品として販売する。内部パーツはSIG AIR製そのままなので弾道性能やブローバック動作などは非常に優れており、簡単に行えるHOP調整機能もそのまま使用できる。
リアルな現代アメリカ軍装備を目指すプレイヤーには是非手に入れてもらいたいコンプリートモデルだ。